4年間を振り返って

こんにちは、 4年の高岡寛実です。

部員日記を書くのもとうとう最後になりました。そこで、この4年間で私がVSOPに対して感じたことを書きたいと思います。

 

まず、私は、「練習は週に23回。勉強との両立可能。しかし練習になれば真剣に。スポーツに打ち込みたい人も大学生活を楽しみたい人もソフトボールを楽しめる!」という方針に惹かれ、VSOPに入部しました。そしていざ入部すれば、まさに方針通りの部活でした。ソフトボールを楽しみながら、趣味や他の活動も全力で楽しんでいる先輩たち。私はそんなVSOPが大好きになりました。

そのVSOP4年を過ごした今、私が思うことは、部活動というものにおいて何より大切なのは「部員全員が部活を楽しめること」だということです。

部活に対する姿勢、スポーツの楽しみ方は人それぞれです。試合で勝つことだけにこだわりたい人(勝ちたい派)もいれば、皆で楽しく賑やかにプレーができればいいという人(楽しみたい派)もいるでしょう。そしてVSOPは、その楽しみ方のスタンスが異なる、たくさんの人が集まる場です。その中で、部員全員が部活を楽しめるようにするにはどうすればいいでしょうか。必要なことは、各自が持つ部活に対する意識(=やる気)の中間値を見つけ、それに合わせた部全体の目標を立てて活動することだと思います。

これを簡単に言ってしまえば、話し合いの中で部全体としての妥協点(勝ちたい派と楽しみたい派の妥協点)を探すほかないということにはなるのですが、しかし重要なのは、その前提として部員全員が自分の考えを言うことです。試合がある以上、勝つことが大事であることは確かですから、勝ちたい派に対して楽しみたい派は引け目を感じてしまい、何も言えないまま、気付けば勝ちたい派の意見のみで目標が立てられてしまうという事態が想像できます。この場合、楽しみたい派は勝ちたい派の正当性は理解していても、自分たちの意見が反映されていない目標を達成したいとは思わないでしょうし、勝ちたい派は勝ちたい派で、せっかく立てた目標に向けて楽しみたい派が努力しないことに苛立ちを感じるはずです。そうすると、結果的に部全体に溝ができてしまい、どちらにとっても部活が楽しいものではなくなってしまいます。こうなっては最悪ですから、このような結果を避け、全員が納得のできる目標を立てて活動するために、皆が自分の考えを伝えること、それができる環境を整えることが必要なのです。

そして、一度そのような目標が立てられたならば、楽しみたい派は皆で決めたその目標を尊重し、少なくともその目標の達成のために必要な最低限の仕事をしなければいけません。自分のポジションや打順に求められているパフォーマンスができるまで努力する義務があるということです。また、勝ちたい派もその目標を尊重し、目標を超えるやる気と努力を他人に強いたり、求めたりしてはいけません。両者がお互いを尊重し合い、部全体として意識のバランスをとることができれば、部員全員が部活を楽しめるようになっていくのではないかと思います。

 

ちなみに、私の部活に対する意識・目標はというと、(1)「私が、私自身の力を試合で100%発揮して1回でも多くかっこいいプレーをして活躍する!」(2)「ピッチャーの負担を少しでも軽くする」というものでした。勝ちたい派と楽しみたい派の中間といったところでしょうか。(1)の理由は単純明快、「それができたらかっこいいから!!!!」です。自分の思うようなプレーができないこと、自分の身体を自分の思うように動かせないことほど悔しいことはありませんし、ファインプレーをすれば皆が褒めてくれます。嬉しいですよね、やっぱり。(2)については、私にはバッティングの才能がなかったので、守備限定の話になります。試合の中でボールを扱うことが一番多い「ピッチャー」は最も精神力と体力を消費するポジションであり、私にとってピッチャーはどんな人でも尊敬の対象でした。そのピッチャーに「打たれても守ってくれる、打たせてもいいんだ」と思わせること、そんなことを目指していました。

そしてお気づきだと思いますが、「チームが勝つこと」という目標は私にはありませんでした。正確に言えば、「私が全力でプレーすることで結果的にチームが勝てれば嬉しい」という気持ちはありましたが、「絶対にチームを勝たせる」という意識はなかったということです。仮にも1年間キャプテンを務めたにもかかわらず、このスタンスが変わることはなく、その1年間、中途半端な活動を部員にさせることになってしまい、本当に最低なキャプテンだったと思います。そして今思うのは、最低だったのは、キャプテンなのに「チームが勝つこと」を自分の目標にできなかったことではなく、そのことを部員に伝えることができずにだらだらと活動を続けてしまったことだということです。あのとき、もっと話し合いの場を設けて部員全員で意識のすり合わせができていれば、何か違ったのかもしれない、自分も皆ももっと部活を楽しめたのかもしれない、そう思います。同じ過ちを現役の人たちは繰り返さず、皆が全力でソフトボールを楽しめる部活にしていって欲しいと切に願います。

 

長々と偉そうなことも書いてしまいましたが、以上で終わりにしたいと思います。4年間VSOPには本当にお世話になりました。地方民のため午前4:30の電車に乗らなければいけない朝練生活も今ではなつかしい思い出です。今までありがとうございました。